【第4回】テクニカル解説 – 単純移動平均線

calendar

reload

初心者向けのテクニカル分析の解説記事の第4回目です。
今回の記事は単純移動平均線です。

前回の記事を読む

単純移動平均線

『トレードに必須』のテクニカル指標

移動平均線は、チャートを見る上で「基本中の基本」とも言えるテクニカル指標です。
ビギナー、上級者を問わず、FXや株取引を行なう際には必ず使うものです。
FX取引においては『必ず理解しておかなくてはならないテクニカル』だと考えてください。

ひと口に移動平均線と言っても2種類あります(「単純移動平均線」(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA))。
※一定期間の終値を等しく平均するのが「単純移動平均線」、1本前の終値に比重を置いて平均を出すのが「指数平滑移動平均線」です。
今回は「単純移動平均線」について解説します。

「単純移動平均線」の基本概念

「単純移動平均線」は、一定期間(時間)の値動きを平均化して分かりやすく(視覚的に)トレンドを見るための指標です(チャート上には「折れ線グラフ」として表示されます)。
一般的に使われている移動平均線は、「5日移動平均線」「25日移動平均線」「75日移動平均線」「200日移動平均線」「13週移動平均線」「26週移動平均線」ですが、移動平均線の期間は自由に設定可能です。
※期間設定は5日や21日が多く使われています。移動平均線のデフォルト設定でもこの数字が多いです。

移動平均線の数値について

移動平均線の平均数値は、5日線の場合、「1日目から5日目の終値の価格の平均値」を開始点とし、次点は「2日目から6日目の終値の価格の平均値」、そして次は「3日目から7日目の終値の価格の平均値」と、5日間を一定期間としてグラフ化します。
25日移動平均線、200日移動平均線も同様に、25日と200日を1つとしたサイクルとなっています。
分かりやすくまとめると下記のようになります。

・5日移動平均線の場合、直近5日間の終値の平均値を計算した日々の数値を繋げた線。
・25日移動平均線の場合、直近20日間の終値の平均値を計算した日々の数値を繋げた線。
・200日移動平均線の場合、直近200日間の終値の平均値を計算した日々の数値を繋げた線。
※「○日」部分に、それぞれの期間が当て嵌まります。

「単純移動平均線」を使う目的

移動平均線の利用目的は主に2つです。
「ローソク足との位置関係の把握」「移動平均線の傾きによる相場の勢いの確認」です。
「数値」として明確に相場の動きが把握できるために誰が見ても同じ結論になります。
すなわち、移動平均線を使うと判断が容易になるのです。

≪ローソク足との位置関係の把握≫
・移動平均線よりローソク足が上に位置していれば「強気」「上昇」の相場。
・移動平均線よりローソク足が下に位置していれば「弱気」「下降」の相場。
・移動平均線とローソク足が同じ付近に位置していれば「迷い」「横這い」の相場。

ローソク足だけでは一時的(部分的)なものしか見ることが出来ませんが、移動平均線と組み合わせることにより、相場の環境(流れ・方向性)を掴むことができます。

≪移動平均線の傾きによる相場の勢いの確認≫
・移動平均線が右肩上がりであれば「上昇トレンド」(急角度であるほど強い上昇トレンド)。
・移動平均線が右肩下がりであれば「下降トレンド」(急角度であるほど強い下降トレンド)。
・移動平均線が水平状態であるなら「横這いトレンド」。

移動平均線の鉄則 組み合わせて使う

移動平均線を用いる際に注意すべき点は「視点を複数持つこと」です。
5日移動平均線だけを見てトレードしても相場を理解することはできません(長期移動平均線だけを見て判断するのも良くありません)。
短期的な視点の「25日移動平均線」だけでなく、中期・長期的な視点も重要です。
相場は生きています。
上昇トレンドでも陰線をつける日があります。
下降トレンドでも長い陽線をつける日があります。
「下降トレンドだから売り」「上昇トレンドだから買い」と見たまま安易に判断するのはリスクが大き過ぎます。
チャートには、短期・中期・長期の3種類の移動平均線を表示して、それぞれの視点を通して相場全体を見た判断が「相場を理解するための基本」「判断ミスを防ぐテクニック」です。

移動平均線の重要ポイント

・サポートラインとレジスタンスライン
移動平均線(短期・中期)は、ローソク足の「サポートライン」「レジスタンスライン」となる場合があることも覚えておきましょう。

・ゴールデンクロスとデッドクロス
相場転換のシグナルにゴールデンクロスとデッドクロスがあります。
ゴールデンクロスは、短期移動平均線が長期移動平均線を「下から上」に突き抜けること。
デッドクロスは、短期移動平均線が長期移動平均線を「上から下」に突き抜けること。
相場転換の際はゴールデンクロス・デッドクロスが発生しますので、2本の線が接近してきた場合は「相場転換」を意識したトレードを行ないましょう。
※突き抜けても、すぐに元の状態に戻る場合もありますが、その場合でも「相場転換の可能性のあるシグナル」として意識しておく必要があります。

下記にゴールデンクロスとデッドクロスの例を表示しておきます。
左側がデッドクロス、右側がゴールデンクロスとなります。

iトレFXでの移動平均線の使い方

iトレFXのチャートにも移動平均線の表示機能が備わっています。
まずチャートを表示して、下記のテクニカル指標ボタンをタップして下さい。

次に単純移動平均線をタップします。
複数回タップすると複数の移動平均線を同時に表示出来ます。

次にパラメータを変更します。
チャートの中にあるギアのマークをタップすると設定画面が表示されますので、Lengthにみたい数値を入力します。(例えば5日移動平均線なら5を入力)

次回の予定

第5回は内容未定ですがテクニカル指標を引き続き具体的に解説していきます。
配信は12/4(月)を予定しています。
次回もお楽しみに!

次の記事を読む

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

folder FX

more...

folder Tips

more...

folder アップデート

more...

folder テクニカル分析

more...

folder メンテナンス

more...

folder ランキング

more...

folder 仮想通貨

more...

folder 初心者向け

more...

folder 告知

more...

folder 未分類

more...

folder 雑談

more...